「ベント監督、ありがとうございます」パク・ジス、ポルトガルのポルティモネンセSC入団

韓国サッカーがキム・ミンジェ（ナポリ）に続き、2人目の欧州組DFを保有することになった。韓国代表DFキム・ジスがポルトガルリーグのポルティモネンセSCに入団した。

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　ポルティモネンセは26日（日本時間）ホームページを通じて、パク・ジスをはじめとする5人の選手を獲得したと発表した。現地メディアによるとパク・ジスは来年6月30日までの1年6か月の契約期間が書かれた契約書にサインした。

　パク・ジスがポルトガルの舞台に進出できたのは、パウロ・ベント元サッカー韓国代表監督の役割が大きかった。ベント元監督がポルティモネンセとパク・ジスをつなげた。

　パク・ジスは入団会見で「ベント監督がポルトガルリーグの選手だったし、国籍もポルトガルなので、親しみがあった」とし「個人的には聞いたことはないが、（ベント監督が）ポルティモネンセの監督と話したと聞いている。感謝している」と述べた。

　2022カタールワールドカップ（W杯）出場が有力だったパク・ジスは、最終メンバー発表直前におこなったアイスランドとの親善試合で足首を負傷したため、メンバーには入らなかった。しかし、ベント元監督がパク・ジスを力を認め、彼の欧州進出を後押しした。

　パク・ジスはインチョン（仁川）ユナイテッドとキョンナム（慶南）FC、中国の広州恒大を経て、スウォン（水原）FCでプレーした。パク・ジスは「韓国の選手たちが（ポルティモネンセに）たくさん行き来した。YouTube（ユーチューブ）で試合を探して見たが、攻守の切り替えがとても速い」とし「運動場などの環境が良くて、社長からコーチ陣までよくしてくれる」と満足そうな反応を見せた。

　ポルティモネンセは2021年、イ・スンウがしばらくプレーしていたチームでもあり、現在はポルトガル1部リーグ12位を記録している。