韓国　けさのニュース（２月２日）

◇北朝鮮「米の軍事的な企てに超強力対応」　韓米国防相会談に反発　北朝鮮外務省の報道官は２日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で「米国のいかなる軍事的な企てにも『核には核で、正面対決には正面対決で』の原則にのっとり、超強力に対応する」と述べた。先月３１日の韓米国防相会談でオースティン米国防長官が米戦略資産を朝鮮半島に積極的に展開すると発言したことを取り上げ、戦略資産が展開される場合には「その性格に応じてけん制活動を一層明確にする」と強調した。「正面対決」に言及したことから再び挑発に踏み切ると予想される。◇米戦略爆撃機参加　 韓米空軍が朝鮮半島上空で合同訓練　国防部は２日、韓米空軍が１日に朝鮮半島西の黄海上空で合同訓練を実施したと発表した。訓練には戦略爆撃機のＢ１Ｂや最新鋭ステルス戦闘機のＦ２２、Ｆ３５Ｂなど米戦略兵器が参加した。両国国防相による会談直後に、拡大抑止のコミットメント（約束）の実行力を誇示したことになる。国防部は今回の訓練について、北朝鮮の核・ミサイル脅威に備え、強力かつ信頼できる拡大抑止を提供するとした米国の意思と能力を示すものと説明した。◇サムスン　スマホ「ギャラクシーＳ２３」公開　サムスン電子は１日（現地時間）、米サンフランシスコで新製品発表会を開き、カメラ機能などが強化されたスマートフォン（スマホ）の２０２３年の旗艦モデル「ギャラクシーＳ２３」シリーズを公開した。この日公開されたのは、一般モデルの「Ｓ２３」、高級モデルの「Ｓ２３プラス」、最高級モデル「Ｓ２３ウルトラ」の３種。Ｓ２３はカメラ性能が強化され、前面カメラも従来モデルよりさらに鮮明な画質で撮影できる。◇与党代表選　きょう候補登録開始　保守系与党「国民の力」の党代表選候補者登録が２日から２日間行われる。党代表選に出馬する金起炫（キム・ギヒョン）議員、安哲秀（アン・チョルス）議員、尹相現（ユン・サンヒョン）議員、趙慶泰（チョ・ギョンテ）議員、黄教安（ファン・ギョアン）元首相、姜新業（カン・シンオプ）弁護士は２日、一斉に候補登録を行う予定。選挙管理委員会は５日に候補者の審査を行い、８、９両日の責任党員（１年間で３カ月以上党費を納めた党員）を対象とする世論調査を経て１０日に本選挙進出者を発表する。◇２月臨時国会　暖房費高騰・行政相弾劾問題など巡り与野党攻防へ　与野党は２日午後、国会で２月の臨時国会開会式を行う。会期は同日から２８日までで、案件処理のための本会議は２４日に開かれる。２月の臨時国会では、国民生活の最大の懸案として浮上した暖房費の高騰問題、ソウルの梨泰院で１５９人が亡くなった雑踏事故の責任を問われている李祥敏（イ・サンミン）行政安全部長官の弾劾推進、市長時代の都市開発事業に絡む不正疑惑で検察の取り調べを受けた最大野党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）代表を守るため、同党が１月の臨時国会を単独で招集したとされる「防弾国会」問題などを巡って与野党が衝突すると予想される。◇新規コロナ感染者約１．７万人　木曜発表で３１週ぶり低水準　中央防疫対策本部は２日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１万６８６２人増えたと発表した。木曜日に発表される新規感染者数としては３１週ぶりの低水準となった。