“動物98匹安楽死”動物愛護団体の元代表、一審で実刑判決=韓国(画像提供:wowkorea)
“動物98匹安楽死”動物愛護団体の元代表、一審で実刑判決=韓国(画像提供:wowkorea)
救助した動物を無分別に殺した疑いをもたれている動物愛護団体「CARE」のパク・ソヨン元代表が一審で実刑を言い渡された。

パク・ソヨン の最新ニュースまとめ

 ソウル中央地裁刑事11単独シム・ヒョングン判事は14日、動物保護法違反などの容疑で起訴されたパク元代表に懲役2年を言い渡した。逃走のおそれがないという理由で法廷拘束はしなかった。

 裁判部は「パク元代表は収容能力を真剣に考慮せず動物救助に熱中し、空間が不足すると一部動物を死に至らせた」とし「動物虐待を防ぐための市民団体活動をしながら、他人の財産権や個人情報関連の法令を何度も違反したが、目的が手段を正当化できない」と判断した。

 同様の容疑で一緒に起訴された「CARE」の元局長A被告は刑が免除された。Aは2019年、「CARE」の救助動物安楽死の事実を暴露した当事者で、国民権益委員会から公益通報者と認められた点が考慮された。

 パク元代表は2015~2018年、動物保護所に空間を確保し、動物の治療費用を減らすために動物98匹を安楽死させた疑いで、2019年12月に在宅起訴された。

 2018年8月15日未明、他人所有の飼育場2か所に無断で入り、時価130万ウォン(約13万円)相当の犬5匹を密かに持ち出した疑い(窃盗・建造物侵入)ももたれている。

 パク元代表は「殺される動物を最大限救助して、その10%を人道的に苦痛なく安楽死させた。一般家庭で世話される動物たちを安楽死させたわけではない」と無罪を主張してきた。

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