キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
これに韓国大統領室は安保状況点検会議を開き、対応方案について話し合った。
北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”はこの日「朝鮮人民軍の西部戦線長距離砲兵部隊に該当する放射砲兵区分隊は朝の7時、放射砲射撃訓練を実施した」とし「命令にしたがって600ミリ放射砲を動員し、発射地点からそれぞれ計算された395キロメートルと337キロメートルの射程距離に仮想標的を設定し、東海(日本海)上に2発の放射砲弾を射撃した」と報道した。
韓国の合同参謀本部は「わが軍は20日午前7時11分ごろ、北朝鮮のピョンアンナムド(平安南道)スクチョン(粛川)一帯から東海(日本海)上に発射された短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を捉え、それぞれ390余キロメートル・340余キロメートルの飛行後、東海上に弾着した」と明らかにした。
北朝鮮がこの日動員した600ミリの超大型放射砲は、キム・ジョンウン(金正恩)総書記が「南朝鮮(韓国)全域を射程圏においた、戦術核搭載の可能な攻撃型武器だ」と言及した対韓戦術核攻撃武器である。
これに対し韓国大統領室は、北朝鮮のミサイル発射動向の報告を受けた後、韓国軍の対備態勢を点検し対応方案を話し合った。
またこのような中、韓国外交部(外務省)はこの日ICBM発射などへの対応として、北朝鮮の核・ミサイル開発および対北制裁回避に関わった個人4人と機関5か所を「独自制裁の対象」に追加指定した。
これは、ユン・ソギョル(尹錫悦)政府の発足以降4回目の独自対北制裁であり、今回の制裁により昨年10月以降「個人31人と機関35か所」が制裁対象にあがることになった。
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