お客さんにスペイン語で「また来てください」とあいさつをするV。(画像:画面キャプチャ)
お客さんにスペイン語で「また来てください」とあいさつをするV。(画像:画面キャプチャ)
ナ・ヨンソクPDの新バラエティー「ソジンの家」(tvN)が2月24日(金)にスタートし、初回は視聴率8.8%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録する好発進となった。

V(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

地上波放送を含む、金曜バラエティー全体で見ても、これまで1位を走ってきた「私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~」(MBC)の8.2%を上回り、「ソジンの家」がいきなり1位に躍り出たのだ。また、シリーズ直近の「ユンステイ」の初回8.2%という記録も超え、「ソジンの家」がいかに期待され、始まったのかということが分かる。

初回放送はこれまでのシリーズと同様、スタッフとメンバーたちの顔合わせの模様からスタート。このとき集まったのはV(BTS)を除き、イ・ソジン、チョン・ユミ、パク・ソジュン、チェ・ウシクの4人。ナ・ヨンソクPDが新しいインターンについて、パク・ソジュンはすでに知っているから、チェ・ウシクも聞いているだろうとし、イ・ソジンに「最近、韓国国民全員が知っているコンサートで忙しかった」とヒントを出したとき、「2022年10月基準」というテロップが出された。つまり、昨年10月から動き出していたということだ。

その後、また日を改めて集まった席では、最初に到着したVがメンバーたちを待ち、イ・ソジンが入ってくると90度のお辞儀で握手をする初対面の模様も。そこで序列の話になったとき、Vは今回のために料理とスペイン語のレッスンを受けているとアピールし、チェ・ウシクとのインターン論争(⁉)も起こるなど、すでに和気あいあいとした雰囲気だった。ともかく、そのような顔合わせを経て、撮影は昨年12月初めに行われたようだ。

そして、メキシコ・バカラルに入り、韓国風ファストフードを提供する“ソジンの家”のオープン1日目の模様が公開された。トレードマークである“えくぼ”の出方で気分が分かるイ・ソジンの社長ぶり、空気を読んだ言動でバランサー的な役割のパク・ソジュンの料理姿など、いろいろ見どころはあったが、その中でも際立っていたのは、新加入したVの天然っぷりだろう。

今回インターンのVは役割が多い。メンバーたちが移動するときの車の運転に始まり、食堂では下ごしらえの手伝い、皿洗い、ゴミ処理などなんでもこなす。パク・ソジュンからは「テヒョン(Vの本名)も自分から仕事を探してやってるね」と褒められる場面もあり、マルチなインターンとして大活躍しそうだが、仕事以外の面ではVらしさが満載だった。

宿舎で全員おそろいのユニフォーム(白のポロシャツ+ベージュのハーフパンツ)を着て、出勤準備をしていたところ、Vが1人だけネイビーのハーフパンツだったのをチョン・ユミが発見。Vの言い分としては、ベージュのハーフパンツは裏地が起毛だからネイビーにしたということだったが、チョン・ユミから「きょうは絶対、起毛でも(ベージュに)合わせて!」と注意され、着替えるVだった。

また、食堂では調理するとき、衛生上マウスシールドを着けるのだが、「(パク・ソジュンに)ヒョン、これ見えないんだけど」とマウスシールドを上下逆に着けて出てきたV。顎を指しながら「ここに着けるんだよ」と言いながら思わず吹き出すパク・ソジュンと、近寄ってきて「口に着けるんだよ」と肩で笑いながら冷静に教えてあげるイ・ソジン。このとき、カメラには映っていないが、ナ・ヨンソクPDの大きな笑い声も入っていた。「新概念のマスクだね。涙が出そうだからそこに着けたの?」とからかうように聞くパク・ソジュンのつっこみにも、笑ったり照れたりすることなく、「これ1回も使ったことがなかったから」と素で応えるVのかわいさがさく裂していた。

初注文が入り、パク・ソジュンがラーメンを作り始めたときも、Vはその横にぴったり寄り添い、パク・ソジュンが作り方の説明を始めると、カメラを探すかのようにきょろきょろし出し、「誰と話してるの?」と聞くV。定点カメラで撮られる観察バラエティー的なことは「IN THE SOOP」シリーズでも経験済みのはずだが、「ラーメンを見ながら話した」というパク・ソジュンを不思議そうに見つめ、その姿もやはりピュアでかわいかった。

その後、料理が完成し、パク・ソジュンがベルを鳴らし、ホールのイ・ソジンに伝えると、その姿がカッコよく見えたのか、えらく気に入った様子で、自分も満面の笑みでちゃめっ気たっぷりにベルを鳴らすジェスチャーを何度もしたV。ウキウキとしているのが全身からあふれ出ていた。

また、初日は雨が降ったり止んだりしながら、客もまばらで、すっかり誰もいなくなってしまった店内で、メンバーたちが集まり、このまま営業を続けていけるのか、という深刻な重い雰囲気で話をしていたとき、沈黙を破ったのがV。真剣な顔つきで何を言うのかと思ったら、「給料はいくらですか?」だった。これにはイ・ソジンも「正気?」と笑うしかなかったが、あまりにも純粋な目で聞くVだから許された(?)ことだろう。

このようにマイペースで天真らんまんなVらしさが初回からよく出ていた「ソジンの家」。今回はそれぞれの持ち場が離れていた「ユンステイ」とは違い、メンバーたちが常に食堂内にいるので、必然的にメンバー同士の掛け合いも増え、その面白さも増すだろう。次回からはスケジュールの都合で遅れて現地入りすることになったチェ・ウシクも加わり、完全体での様子が見られるのでますます楽しみだ。
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