サッカー韓国代表新監督に決定したクリンスマン氏、コメント発表 「韓国サッカーが絶え間なく成長してきたことを知っている」

サッカー韓国代表の新監督に”ドイツ名匠”ユルゲン・クリンスマン氏（58）が決定した。

ユルゲン・クリンスマン の最新ニュースまとめ

　大韓サッカー協会は27日、ユルゲン・クリンスマン氏をサッカー韓国代表の新監督に選任したと公式発表。クリンスマン氏との契約期間は、2023年3月から2026年「北中米ワールドカップ」本戦までの約3年5か月だ。また、在任期間は韓国で生活することが契約条件で、年俸は両者合意によって明らかにしない。

　契約締結後、クリンスマン氏は大韓サッカー協会に送ったコメントを通じて「サッカー韓国代表チームの監督となり、とてもうれしく、そして光栄に思う」とし、「韓国代表チームが長い間、絶え間なく成長し、成果を挙げてきたことをよく知っている」と明かした。

　また「フース・ヒディンク氏をはじめ、前任のパウロ・ベント氏まで韓国代表監督を歴代指揮してきたすばらしい監督の後を引き継ぐことは、名誉あることだと考えている」とし、「アジアカップ、そして2026年のワールドカップで良い成績を残すためにベストを尽くす」と意気込みを語った。

　クリンスマン氏は来週中に韓国に入国し、代表監督として本格的な活動を開始する。監督デビュー戦は来月24日、ウルサン（蔚山）で行われるコロンビア代表との親善試合だ。

　なお、監督を補佐するコーチ陣は、近日中にクリンスマン氏と大韓サッカー協会が協議し、確定する計画と伝えられた。