朝鮮中央通信は昨年12月18日、国家宇宙開発局が西海衛星発射場で偵察衛星開発の最終段階の重要な実験を行ったと伝えた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朝鮮中央通信は昨年12月18日、国家宇宙開発局が西海衛星発射場で偵察衛星開発の最終段階の重要な実験を行ったと伝えた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の国家宇宙開発局のパク・ギョンス副局長は5日に行った記者会見で、「人工地球衛星の多機能化、高性能化を実現するための事業で絶え間ない進展が成し遂げられている」として、「運搬ロケット用の大出力発動機(エンジン)開発に成功し、各種の衛星を軌道に打ち上げられる確固たる担保が用意された」と述べた。朝鮮中央通信が6日、報じた。 パク氏は「宇宙科学技術の成果を農業や水産、気象観測、通信、国土管理、災害防止などさまざまな部門に導入し、社会主義建設の全面的な発展を後押しするための事業が活気を帯びて進められている」とし、「すべての成果は宇宙開発事業の明るい未来を予告している」と強調した。 国家宇宙開発局は昨年12月18日、北西部の東倉里にある西海衛星発射場で、テスト用衛星を搭載したロケットを打ち上げたと発表。今年4月までに軍事偵察衛星1号機の準備を終える計画も発表した。 国家宇宙開発局はロケットや人工衛星の開発・打ち上げなど宇宙開発の計画作成や実行などを担当する中央指導機関で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)体制発足後の2013年に設立された。
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