国際大会のたびに非難…”ガム”の次は”痛恨珍プレー”カン・ベクホ、韓国メディア「太極マークつける資格なし」と痛烈批判(画像提供:wowkorea)
国際大会のたびに非難…”ガム”の次は”痛恨珍プレー”カン・ベクホ、韓国メディア「太極マークつける資格なし」と痛烈批判(画像提供:wowkorea)
最も重要な「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」初戦で”痛恨珍プレー”を見せてしまったカン・ベクホ(23)に対し、試合翌日になっても非難の声が続いている。

カン・ベクホ の最新ニュースまとめ

 特に、カン・ベクホは過去、「2020東京オリンピック」での”ある行動”が問題視されて非難されたことから、「国際大会のたびに非難される選手」という不名誉なレッテルを貼られてしまった。

 去る9日午後、東京ドームで開かれた「WBS」オーストラリア対韓国の試合で、韓国が4-5でオーストラリアに1点のリードを許していた場面。韓国に逆転のチャンスが準備された重要な場面で、”ありえない珍事”が発生した。

 7回裏1アウト、カン・ベクホはチェ・ジョンの代打でバッターボックスに立つとヒットを放ち、1塁ベースを踏んで2塁まで爆走。2ベースヒットかと思いきや、カン・ベクホは喜びのあまりガッツポーズをしながらベースから足を離していた瞬間、相手内野手はそれを見逃さずタッチして、カン・ベクホはアウトとなった。その後、ヤン・ウィジのヒットが出たことから、さらに悔しいアウトになってしまった。

 韓国放送局3社(KBS、MBC、SBS)の解説者たちは、大きなため息をついた。

 KBSの解説を務めているパク・チャンホ(韓国人初のメジャーリーガー)は沈黙した後、「あってはならないシーン」と指摘。MBC解説者のイ・ジョンボム(元プロ野球選手)は「最後までボールを確認しないと…」とあきれたように話し、SBS解説者のイ・デホ(元プロ野球選手)は「絶対にやってはいけないミス」と厳しくコメントした。

 カン・ベクホが国際大会で非難されるのは、今回が初めてではない。

 2021年に開かれた「2020東京オリンピック」、ドミニカ共和国との3・4位決定戦で、ベンチでマウンドを見つめていたカン・ベクホが”くちゃくちゃ”とガムを噛むシーンが中継に映し出された。重要な試合で、やる気がないような表情をしていたためカン・ベクホに非難が殺到した。

 あれから2年。またカン・ベクホが物議の中心に立ったことで「太極旗(韓国国旗)を付ける資格はあるのか」という議論まで巻き起こっている。

 韓国メディアは「もちろん、チームの雰囲気を高めたいという思いからの”セレモニー”ではあったが…」と前置きした上で、「野球の基本を無視した行動だった」と報道。国を背負う”資格”の基本的な部分に「疑問が生じる」と伝えている。

 しかし、大会はまだ終わっていない。韓国代表はきょう(10日)日本代表との2戦目に臨む。韓国のイ・ガンチョル監督はカン・ベクホのミスについて、悔しさをにじませた後「試合はまだ終わっていない。早く忘れて、次の試合に備えてほしい」とコメントした。

 後がなくなった韓国。日韓戦でカン・ベクホは、名誉挽回のプレーでチームの勝利に貢献できるか、注目される。

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