北エリート出身の韓国議員「北のエリートの動揺は加速化」

北朝鮮から韓国に亡命した外交官出身の韓国与党“国民の力”のテ・ヨンホ（太永浩）最高委員は21日「（北朝鮮の）キム・ジョンウン（金正恩）総書記がしっかりと聞くことを願う。いまや驚きを超え鬱火病で倒れる日が近づいている」と伝えた。

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テ最高議員はこの日、フェイスブックを通じて「北朝鮮の対南（対韓）宣伝メディア“統一のこだま”が論評で『人としての価値もない逃走者のゴミを、党（韓国与党）の要職に就かせた』と伝え、私の最高委員当選を猛非難した」とつづった。

テ最高委員は「北朝鮮は、3年前に私が国会議員に当選した時から今回の最高委員当選まで、私を誹謗（ひぼう）することに血眼であった」とし「これは、キム総書記が国会議員である私の行動を決して軽くみていないという証だ」と説明した。

テ最高委員は「今回の最高委員当選の知らせを聞いた北朝鮮のエリートたちは、色々と考えることがあるだろう」とし「特に海外にいる外交官の先輩・後輩たちの悩みは、一層深まることだろう」とつづった。

つづけて「大韓民国が機会のある地、誰でも努力すれば成功できる自由の地であることが北朝鮮に広く伝わることで、北朝鮮のエリート層の動揺は加速化するだろう」とし「私はこれからも2500万の北朝鮮住民の解放と自由民主主義のため、残りの人生と命をかけていく」と付け加えた。