V(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ
たしかに、回を重ねるごとに売り上げにこだわる社長イ・ソジンと、休みがほしいメンバーたちという対立構図が作られ、一部視聴者からは、営業時間が短いのに“疲れた”“休もう”と不平不満をもらすメンバーたちの態度に共感できないと不評を買ったりもした。しかし、それは演出的な見せ方がそうであって、大部分はメンバーたちのわちゃわちゃしたやり取りや、仕事に奮闘する姿を楽しく見たという反応だったからこそ、良い結果で終えることができたのではないだろうか。
最終回ではロケから4か月後、メンバーたちが会食をしながら、メキシコ・バカラルでの思い出を語ったり、未公開シーンが公開されたりした。その中で明かされたのが、「BTS(防弾少年団)」Vのファン(ARMY)への感謝だった。
実は営業最終日、すべての営業が終わった後、Vはキッチンに1人残り、ホットドッグを作っていた。そこにパク・ソジュンがやって来て、「何してるの?練習?明日帰るのに」とからかうように言ったが、Vの「いや」という返事で何か気付いたパク・ソジュンは今度は「ファンにあげようと?」と聞くと、「うん」とV。「だったら全部作ろう!」とパク・ソジュンも手伝い、ホットドッグとヤンニョムチキンを作り上げたのだ。
そして、ホットドッグは食べやすいように一口サイズに切るなどし、テイクアウト用の容器に入れ、スタッフに渡したV。「秩序をちゃんと守ってくれた感謝のしるし」とファンへの感謝を口にした。
ロケ当時、現場にはVを一目見ようと多くのファンが押し寄せていたが、スタッフのお願いによって、ファンは撮影の邪魔にならないよう、遠くから静かに見守っていたという。それに、すべてのロケが終わってから番組がスタートするまで数か月間あったが、その間番組のネタバレになるようなことを一切漏らさず、マナーを守ったのだとか。
だからこそ、Vが愛情こもった手作り料理をプレゼントするという“神対応”があり、番組スタッフもテロップで「撮影に協力してくださったファンの皆さんにも感謝申し上げます」とお礼を伝えるというシーンにつながった。アイドルのファンのマナーについては、いろいろ言われることがあるが、今回のロケに関して言えば、「BTS」ファンのマナーの良さが改めて分かり、番組本編とはまた別に、Vとファンのほっこりしたエピソードが印象的だった。
ちなみに、“ソジンの家”では8日間オープンし、メニュー数20、お客さん123組(303人)の中で売り上げトップ5は、1位ホットドッグとキンパプ(韓国のり巻き)、2位ラーメン、3位チキン、4位トッポッキ、5位プル(火=辛い)ラーメンだった。
また、今回インターンとして初めて番組に加わったVとイ・ソジンがどのようなコンビネーションを見せるのかも見どころの1つだったが、最終回ではVがイ・ソジンのモノマネをする場面も。
さらに、イ・ソジンはVがラーメンを食べるたびに笑ってしまうぐらい、Vのラーメン愛がツボだったらしい。毎日あまりにもたくさん食べるので、不思議に思ったのだそうだ。イ・ソジンによると、実際にVがラーメンを食べるシーンは、放送では3分の1も流れていないとか。そのため、最終回ではVがラーメンを食べるシーンが一挙に公開され、Vの食べっぷりを隣でほほ笑ましく見守るイ・ソジンの姿も。テロップでイ・ソジンの推しは「ラーメンを食べるテヒョン(Vの本名)」と表示される場面もあった。
このようにVが新メンバーとして加わったことで、また新しい関係性が生まれ、その掛け合いも楽しかった「ソジンの家」。またこの続編はあるのだろうか、それとも新シリーズが始まるのだろうか。どちらにせよ、また次を期待している視聴者が多いことは間違いない。
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