ソウル市に建つか紙の建築物、ソウル市長が板茂氏と東京で面談=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ソウル市に建つか紙の建築物、ソウル市長が板茂氏と東京で面談=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ソウル市のオ・セフン(呉世勲)市長は25日、紙の建築物の設計などを手掛ける坂茂氏と東京で面談した。坂氏は2014年、建築界のノーベル賞と称される「プリツカー賞」を受賞した世界的な建築家だ。呉市長は坂氏に、ソウル市が安全でエコなデザインの建築物に対する関心が高いことを伝えた。

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呉市長は早期の施工が可能な点と相対的に安価な費用、再利用が可能という点において、紙の建築物がソウル市でも有用だろうとの期待感を示した。実際に坂氏が2011年に設計を手掛けた「クライストチャーチ『紙の教会』」は紙でできているにもかかわらず、12年が経過した現在でも変わらず立ち続けている。坂氏は同建築物について「設計、施工するのに10か月がかかり、後に観光名所になった」と説明。これを聞いた呉市長は紙の建築物の実用性に驚きを見せ、活用の可能性についていくつか質問を投げた。

ソウル市のチェ・インギュ・デザイン政策官は「今後、安全なデザインと関連し協力するプロジェクトを共に進めようと提案した。これについて坂氏は前向きに検討すると答えた」と説明した。

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