韓国トップ俳優内部調査…麻薬スキャンダルに韓国芸能界が緊張
韓国トップ俳優内部調査…麻薬スキャンダルに韓国芸能界が緊張
各種ドラマや映画で活躍中のトップ俳優A氏が麻薬関連嫌疑で警察の内偵を受けている事実が知らされると芸能界が非常事態となっている。今年初めには俳優のユ・アインが麻薬投薬嫌疑で捜査を受け、衝撃を与えている。この余波でユ・アインは、出演予定であった作品から降板し、公開を控えた出演作品らが次々と延期され、業界に大きな被害を与えている。トップ俳優A氏の場合、まだ内偵段階のため、嫌疑が確保される状況ではない。しかし場合によって捜査中である事件から発展できるだけ緊張状態に業界は状況を見守っている。所属事務所がこれと関連した立場を明かすかどうかにも注目が集まっている。

ユ・アイン の最新ニュースまとめ

19日、仁川警察庁麻薬犯罪捜査課によると、警察は現在麻薬類管理に関する 法律上向精等の嫌疑で40台俳優A氏等8人に対する立件前調査(内部捜査)を行っている。

警察によるとA氏の他にも芸能人志望生、風俗店室長、従業員等が共に嫌疑で捜査線上にあがっていると伝えた。

警察関係者はしかし「江南にある飲み屋を捜査中に、芸能人の出入りと関連した諜報を確保し、その情報をベースに内部調査中であり、嫌疑や事実関係が確定したわけではない」と言葉を控えた。

A氏は2001年にシチュエーションコメディーでデビューして行以降、コメディドラマと映画から主演級で活躍中のトップ俳優であると知らされた。

これに対しA氏の所属事務所は「関連内容を確認中」とした立場を伝えた。実際の当事者と連絡する具体的な事実経緯と立場を出すまでには多少時間がかかると予想する。

芸能界が麻薬スキャンダルに巻き込まれることも今年に入って3度目だ。トップ俳優A氏の麻薬関連内偵事情が伝えられた19日は、俳優ユ・アインが麻薬を常習投薬していた嫌疑で裁判となった。ユ・アインは麻薬類管理法違反(向精)等の 嫌疑で不拘束起訴された。検察はユ・アインが2020年9月から2022年3月まで181回に渡りプロポフォール等の薬物を常習投薬した嫌疑とされている。2021年9月から昨年8月までの44回に渡り他人の名義で睡眠剤を不法処方受けている嫌疑もある。

ユ・アインの場合、プロポフォールを始め大麻、ケタミン、コカイン、ゾルピデム、ミダゾラム、アルプラゾラム等総7種に達する麻薬を投薬した嫌疑だ。 しかしユ・アインは捜査過程から大麻を除く麻薬投薬嫌疑を否認しているという。

今年初めに巻き起こったユ・アインの麻薬問題で芸能界は大きく揺さぶられている。嫌疑が具体化されながらユ・アインは出演を協議中だったNetflixシリーズ 「地獄」 season2から降板した。また既に撮影を終え公開予定だった映画「勝負」とドラマ「終末のフール」は完全に公開時期が無期限延期された。ユ・アインが出演したまた別の映画「Hi Five」も後半撮影過程であったが、いつ公開されるか決定ができない状況だ。俳優1人の嫌疑によって数百人に達する業界従事者らが打撃を被っている。

A氏やはりドラマ、映画から主演級として活発に活動中のトップスターであるだけあって嫌疑が認められた場合、大きな波紋が起こる展望だ。

「WINNER」出身歌手ナム・テヒョンとタレントのソ・ミンジェも似たような時期にヒロポン(メタンフェタミン)投薬嫌疑で起訴された。彼らは最近、ソウル西部裁判所から麻薬類管理に関する法律違反嫌疑で初公判を行った。

これに対しナム・テヒョンは「社会的物議を起こしてしまい申し訳ありません。私は今、麻薬再発センターに入所しています。毎日のように自分自身を振り返り反省しています」と訴えた。また「個人の反省を越え麻薬問題が深刻しなっている現代社会で、公認として責任感を持って自分ができる事をしていきます」とし「これ以上論議や事件事故のない良い影響力を与えられる人間となれるよう努力していきます」と付け加えた。法廷を出た後にも取材陣へ「ファンの皆様に申し訳ないです。一生懸命罪を償っていきます」と立場を伝えた。

ソ・ミンジェもやはり「回復中であり、私と似たような事が起きなければいいです。罰をしっかりと受け、裁判と残りの過程に誠実に向き合います」と伝えた。

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