是枝裕和監督の16作目の長編映画「怪物」が累計観客50万人を突破した。
是枝裕和監督の16作目の長編映画「怪物」が累計観客50万人を突破した。
是枝裕和監督の16作目の長編映画「怪物」が累計観客50万人(2月2日午後4時基準)を超えた。昨年11月末に公開してから約2カ月目でのことだ。日本の実写映画が50万人を動員したのは、2022年の「今夜、世界からこの恋が消えても」以来、「怪物」が初めて。最近15年間の日本実写映画の興行成績でも2番目に高い記録だ。

「怪物」は芸術映画の復活をリードする秀作という評価を受けている。昨年、第76回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門で脚本賞を受賞した。

脚本は日本の有名なドラマ脚本家であり、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を脚色した坂元裕二が担当。また、音楽はアジアのミュージシャンで初めてアカデミー音楽賞を受賞した故坂本龍一さんが手掛けた。

「怪物」はいつもとは違う息子・湊(黒川想矢)の言動に異変を感じたシングルマザーの早織(安藤サクラ)が担任教師の保利(永山瑛太)、息子の友人である依里(柊木陽太)を通じて、これまで知らなかったある事件に直面する物語。昨年11月末に公開され、現在全国の劇場で絶賛上映中だ。
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