【ソウル3日聯合】ゲーツ米国防長官は3日、「在韓米軍アパッチヘリ部隊に対していかなる決定も下したことはなく、当面そうした計画もない」と述べ、一角で提起されてきたアパッチヘリ部隊のイラク派遣説をはねつけた。竜山基地で行われた韓米連合司令官の離任・就任式に出席した後、内外信向け記者会見で述べたもの。同盟国である韓国との十分な協議なしには、いかなる措置も取らないと強調した。
 同日行った国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官との国防相会談については、朝鮮半島を超えた同盟の未来、レバノンや他地域での平和維持活動、2012年の戦時作戦統制権の韓国移譲、在韓米軍基地移転事業、家族を伴う米軍の韓国長期勤務などについて幅広く話し合ったと説明した。特に在韓米軍兵士が家族同伴で勤務に就くべきとの立場を李長官に示したが、これに向けては追加の設備も整えねばならず、長期的な観点からアプローチする必要があると述べた。

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