出国に当たり会見するハンナラ党牛肉対策米国訪問団=9日、ソウル(聯合)
出国に当たり会見するハンナラ党牛肉対策米国訪問団=9日、ソウル(聯合)
【ソウル9日聯合】青瓦台(大統領府)の金炳局(キム・ビョングク)外交安保首席秘書官が9日、米国産牛肉輸入問題に関する話し合いに向け訪米する。青瓦台関係者が聯合ニュースの電話取材で明らかにした。金秘書官は米国側関係者に会い、月齢30か月以上の牛肉が韓国に輸入されないよう具体策を協議する予定だ。
 この訪米は韓米首脳が7日に電話協議で口頭合意した内容について履行策を話し合うもの。李明博(イ・ミョンバク)大統領はこの電話協議で「30か月以上の牛肉が輸入されないよう韓国国民が信頼できる実質的で効果的な方策を講じてほしい」と要請し、ブッシュ大統領は具体的な措置を設けると約束した。

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 一方、与党ハンナラ党の牛肉対策米国訪問団も同日、牛肉問題で触発された政局の円満な解決に向け米ワシントンを訪れる。第2政調委員長の黄震夏(ファン・ジンハ)議員を団長に、ユン・サンヒョン、権宅起(クォン・テクキ)、李達坤(イ・タルゴン)議員らと、現地に派遣中の農林水産食品部所属農務官の5人が12日まで米政府と議会指導者、畜産業者らに会い、キャンドル集会など韓国での現状を伝えた上、月齢30か月以上の牛肉の輸出自制を求める方針だ。

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