南北首脳宣言記念の行事準備へ、23日に南北協議

【ソウル16日聯合】南北首脳会談共同宣言実践の韓国側委員会と北朝鮮側委員会が、23日に北朝鮮・開城で南北委員長会議を開き、10月4日の南北首脳宣言1周年を記念する共同行事案について話し合う。双方は12日に開城で実務者接触を行う予定だったが、北朝鮮側が韓国側の実務代表団の一部メンバーの出席を問題視したことから、実務接触は実現しなかった。
　韓国側関係者は16日、北朝鮮側から13日にファクシミリを通じ、1周年行事を準備するために委員長会議を開城で行うことを提案されたと明らかにした。北朝鮮側は「先の実務接触が霧散したことは非常に遺憾だ。しかし、南北首脳宣言1周年記念式は大変重要で必ず実現させなければならない」との意を伝えてきたという。韓国側ではこの提案を受け入れる方向で意見がまとまりつつあり、近く北朝鮮側に返信を送る予定だ。ただ、12日に予定していた実務接触が流れたことに対しては北朝鮮側あての返信か会った際に問題点を指摘する計画だという。

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　北朝鮮側は、6月に金剛山で南北共同開催された6・15民族統一大会で、海外側委員長がキャンドル集会に突然言及したことで韓国側関係者が集団退場したことを理由に、実務接触代表団のメンバーから「民主社会のための弁護士の集い」の白承憲（ペク・スンホン）会長とキム・テヒョン牧師の除外を要求した。しかし、代表団のうち特定人物の排除にこだわるのはこれ以上難しいと判断し、準備協議の形式を委員長会議に変えて提案してきたものとみられる。