イラク派遣韓国軍部隊を訪問、激励する李長官(国防部提供)=8日、ソウル(聯合)
イラク派遣韓国軍部隊を訪問、激励する李長官(国防部提供)=8日、ソウル(聯合)
【ソウル9日聯合】国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官がイラク北部のアルビルに駐留する韓国軍派遣部隊を現地時間7日に訪問し、将兵らを激励した。また、クルド自治政府首相に会い、双方の経済協力を強調した。国防部が8日に明らかにした。
 李長官は、年内に完全撤収する韓国軍派遣部隊の準備状況を点検し、これまでの活動の成果をねぎらった。特に「派遣の成果がさらに輝くよう任務の締めくくりに全力を尽くし、新たな方向へ向かうまた別の作戦を遂行するという覚悟で、ぬかりない撤収準備を進めてほしい」と呼びかけた。

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李長官はまた、ネチルバン・バルザニ・クルド自治政府首相と会談し、軍派遣活動に信頼と声援を受けたことに感謝の意を表し、撤収以降もあるビル地域に残る韓国人らの安全に関心を寄せてほしいと述べた。

 国防部関係者は「李長官とバルザニ首相は、韓国軍部隊の派遣を機に結ばれた双方の友情が続くことを望んだ」と伝えた。油田開発と社会インフラ企業連合契約締結など、クルド経済発展に韓国が中枢的な役割を務めるよう、持続的な協力関係を発展させていくことで意見を同じくしたという。

 次いで訪問したバグダッドでは、アブデルカデル・ジャシム・オベイディ国防相、イラク駐留多国籍軍のオディエルノ司令官らと相次ぎ会い、韓国軍派遣部隊の安全な撤収に緊密な協力を求めた。ジャシム国防相が、韓国軍部隊撤収後にも韓国・イラク軍事交流が拡大され経済協力が加速化するよう、韓国を訪問したいとの意向を示すと、李長官も歓迎した。


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