連合司令部創設から30周年、竜山基地で記念式

【ソウル13日聯合】連合司令部の創設30周年を記念する祝典が、13日にソウル・竜山の在韓米軍基地で行われた。
　李明博（イ・ミョンバク）大統領は国防部の李相憙（イ・サンヒ）長官が代読した祝辞を通じ、韓米両国は今後、共同の利益と世界平和のため信頼関係を堅固にしながら未来志向的な同盟関係をさらに発展させていくと述べた。韓米連合防衛体制は韓米同盟の象徴であり、朝鮮半島平和守護のとりでとして、大韓民国の成長と繁栄だけでなく北東アジアの勢力均衡・秩序の維持に大きく寄与してきたと評価した。

イ・サンヒ の最新ニュースまとめ

　また、朝鮮半島で戦争を抑制し大韓民国の平和と安定の維持に決定的な役割を遂行してきたシャープ司令官と将兵らの労苦に激励と感謝の言葉を伝えるとし、韓米連合司令部の無限の発展を祈った。

　一方、シャープ司令官も記念のあいさつを通じ「韓米同盟は本当に世界で最も確固たる同盟だ」と評価した。2012年4月に戦時作戦統制権が韓国に移譲されれば、韓米両国は過去30年間で立証してきた連合司令部の能力を背景に、即応体制を維持するだけでなくより効果的な連合指揮関係を構築できるだろうと強調した。

　1978年11月7日に創設された韓米連合司令部は、韓国軍と在韓米軍を統合・指揮する軍事指揮機関で、1994年に平時作戦統制権を韓国側に移譲した。2012年4月17日までに戦時作戦統制権も韓国に移し、解散する予定だ。