李明博(イ・ミョンバク)大統領は祝賀メッセージを寄せ、韓国海軍は「世宗大王」に続きイージス駆逐艦2隻を保有し、精鋭先進海軍として威容を誇ることになったと述べた。また、これを機に韓国軍事外交の地平がさらに広がることを期待するとし、大韓民国海軍の無窮の発展と「栗谷李珥」の武運長久を祈った。
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世界最高水準の対潜、対空、対艦能力を持つ「栗谷李珥」は、イージス戦闘システムを備え、空中と海上の1000余りの標的を一度に探知、追跡し、約20の標的を同時に攻撃できる。全長166メートル、幅21メートル、最大速度は30ノットで、ヘリコプター2機が収容可能だ。艦対空SM-2ミサイルや国内で開発された艦対艦ミサイル「海星」など120基以上のミサイルと長距離対艦魚雷、軽魚雷、接近防護武器システム「ゴールキーパー」などを搭載する。敵の電波を探知・追跡し無力化する電子戦装備「ソナタ」をはじめ、SM-2ミサイル用垂直発射台も備えている。
海軍関係者は、広域対空防御と地上作戦の支援、航空機、誘導弾、弾道弾の自動追跡と対応能力を保有し、武器システムの多くが国内技術で製作されたものだと説明した。船体や先端武器システムなどにステルス技術を適用しており、艦艇の生存性もより強化された。
朝鮮時代の学者、李珥にちなんで命名された「栗谷李珥」は、2006年11月から2年6か月余りかけて建造された。2010年に海軍に引き渡され、海軍機動部隊の中核戦力として役割を果たすことになる。
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