両国は昨年5月に当時の金寛鎮(キム・グァンジン)合同参謀会議議長と中国人民解放軍の梁光烈総参謀長が会談し、国交樹立15周年記念日に当たる同年8月24日前後に両国海軍と空軍部隊にそれぞれ軍事ホットラインを開設することで合意した。設置場所についても意見がまとまっていたが、中国が設置場所の修正を提案してからは関連協議に積極的な姿勢を見せていなかった。
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国防部関係者は、「ホットライン開設に向けた合意書の最終文案を調整中だが、開通可否は依然として不確実」と話す。中国側が初の作戦部隊間ホットライン開設となるため内部検討に時間が必要だとし、先送りにしている状況だと説明した。
一方、韓中に先立ち、20日にはモスクワで韓ロ国防政策実務会議が開かれ、軍の人事交流や部隊訪問などの問題が取り上げられる。国防部関係者によると、会議では国防政策や地域情勢などについて意見を交わし、来年度の軍事交流協力計画も話し合う予定だ。
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