【ソウル3日聯合】国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官は3日、「北朝鮮に急変事態や不安定事態が発生する場合、中国の否定的な影響が及ばないようあらゆる手段を動員し措置を取るべきだと思う」と明らかにした。国会南北関係特別委員会の全体会議で発言した。北朝鮮体制の崩壊時に中国が介入する可能性を主張した米ランド研究所のブルース・ベネット博士の指摘に関しては「ベネット博士の指摘は断定ではなく、可能性の提示だ」としながらも、このように語った。
 李長官は兵力削減を骨子とした「国防改革2020」が推進される中、北朝鮮が崩壊する場合の対応計画について、「韓国軍が構造を改善とともに、戦力を先端化・技術化し質的水準を弱化させないよう、戦時状況でどこであれ機動性を持つ方向で発展させている」と述べた。

イ・サンヒ の最新ニュースまとめ

 また、北朝鮮のミサイル発射可能性は「常にある」とした上で、ミサイルは、脅威が増した場合に南北や国際関係の中で解決する問題だとの見解を示した。万一、北朝鮮がミサイルを戦力化し作戦配置すれば、対策を講じるとした。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0