報告する李長官=20日、ソウル(聯合ニュース)
報告する李長官=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル20日聯合ニュース】国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官は20日、北方限界線(NLL)で北朝鮮が先制攻撃を仕掛けてきた場合はミサイル発射地点を攻撃するとの原則を明らかにした。国会南北関係発展特別委員会の全体会議で、北朝鮮が長距離砲やミサイルなどで韓国の艦艇を攻撃する場合の対応を問うハンナラ党議員の質問に答えたもの。敵のミサイルが飛んできたときは予防措置を取る一方、北朝鮮が明らかに攻撃行為を行った場合にはミサイル発射地点が攻撃を受けるべきだと述べた。
 北朝鮮の長距離砲やミサイル発射地点を攻撃する場合、小規模の局地戦が拡大されるのでは、との質問には「全面戦に拡大しないよう、軍は現場で最も短く、敵が挑発した分だけ対応する」と答えた。また、韓国軍艦艇のミサイル防衛能力と関連し、各艦艇はミサイルをほかの方向に誘導したり、独自に防御する機能を備えていると述べた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0