尹相現(ユン・サンヒョン)報道官が論評を通じ述べたもので、政府に対し、北朝鮮の挑発は日常的な行動になっているだけに、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)への正式加入と韓米連合戦力の強化を再検討するなど、多様な対応案を毅然として推進すべきだと促した。
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尹報道官は、北朝鮮政権が全世界の懸念と警告を無視し長距離ミサイルを発射したことは、「自ら造った毒の酒を飲んだようなもの」だとし、国の経済が破たんし人民が飢え死んでいるなかで他国を攻撃する兵器を作っている場合かと、強く非難した。金正日(キム・ジョンイル)総書記は世界がこの火遊びで分裂し争うことを願い、大韓民国が不安と混乱に包まれることを期待しているのだろうが、まったくそんなことはないと強く述べ「それが北朝鮮政権には理解できない自由民主主義の力」だと主張した。
また、北朝鮮は新たな戦略兵器に膨大な補償を要求するだろうが、反平和的挑発行為に1ドルたりとも補償することはないと強調した。北朝鮮の反国際社会的な非道な挑発には代価が伴うとし、国連で必ず制裁すると警告した。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表も同日に記者懇談会を開き、北朝鮮のミサイル事態を機に韓米間軍事同盟が強化され、韓米自由貿易協定(FTA)締結を機に韓米間経済同盟が強化されると述べた。国民が不安に考える必要はないと強調した。
また、過去の左派政権10年間でまともに南北平和を追求するつもりだったなら、核兵器を含むすべての軍縮問題を論じるべきだったが、北朝鮮が一方的に核武装しミサイルを準備する「欺まん的な平和時代」だったと指摘した。
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