李大統領は、海外歴訪をしてみると「われわれが考えている以上に、外でわれわれを考えているものは大きいようだ」と、言葉を始めた。主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で初めて対面し会談したオバマ米大統領の印象と対話の内容を詳細に紹介しながら、「堅固な韓米関係」を強調した。
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2度の電話会談を経て初めて会ったオバマ大統領は「大変正直で実用的、相当な論理を持っている」との印象だったと述べ、「金融危機の責任を認める」「謙虚な姿勢で臨み努力している」などのサミットでのオバマ大統領の発言を紹介した。韓米間に立場の相違があるとされる韓米FTA批准問題に関しては、オバマ大統領からまず「両国に助けとなるもので、推進に向けた強い意志を持っている」と話を始めたと伝えた。
また、オバマ大統領は「韓米間の溝を広げようとする北朝鮮の試みは成功しない。在任中は韓米関係増進に努力する」と述べたと紹介した上で、前日の北朝鮮によるロケット発射に言及し「韓米間の状況共有はうまくいき、韓米関係は大変よくなった」と評価した。
李大統領は、オバマ大統領は東洋をはじめアングロサクソンに属さない国に相当の理解があると評し、ブッシュ政権当時よりも韓米関係はより厚く誠実なものになるとの見方を示した。
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