国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官とトルコのギョニュル国防相は16日、国防部庁舎で会談し、こうした内容の契約締結を確認するなど両国間の友好関係を再確認した。同部のウォン・テジェ報道官が伝えた。
会談では、昨年7月に李長官のトルコ訪問時に締結された戦車開発技術協力契約の推進状況も評価した。これは韓国が2015年4月まで4億ドル相当の戦車開発技術を支援し、トルコは200台余りの次期主力戦車を生産するというもの。このほか、双方が開発または戦力化を推進している兵器体系を中心に、防衛産業協力を拡大・増進する案を話し合った。
両国防相はあわせて、北朝鮮の長距離ロケット発射など朝鮮半島の安保状況と中東地域の安保懸案について意見を交わした。とりわけ最近、北朝鮮の挑発的な行動が朝鮮半島はもちろん地域安定と世界平和を脅かしているという認識で一致し、13日に採択された国連安保理の議長声明の履行に向けともに努力することにした。
李長官は会談前の歓談で、ギョニュル国防相に会いトルコと同盟国であることを実感するとしながら、朝鮮戦争当時に流したトルコ青年の血で韓国の自由と平和が守られ、その上に両国の現在と未来が存在していると述べた。また、電子戦装備契約は防衛産業の互恵的協力関係を開く意義深いものだと評価した。
これに対し、ギョニュル長官は、朝鮮戦争参戦はトルコにとって重要で光栄だったとし、世界平和と安保を守るとともに、両国の友好を高めたことに意味があるとした。昨年7月の戦車技術移転契約は両国の軍事協力の基礎になるとも述べた。
ギョニュル長官はEWTS契約締結のため前日に訪韓した。
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