韓国とフランスは2006年に“映画共同制作協定”を結んでいる。両国が共同制作した作品は自国作品と見なし、相手国の政府が提供する各種支援や恵沢が受けられるというもの。
『旅行者』は、この協定締結後、初めて制作された合作映画だ。新鋭ウニー・ルコント監督の演出で、1970年代に父親により孤児院に捨てられた9歳の少女が養子にもらわれるまで、新たな人生に葛藤し適応していくなかでの感情を描く。韓国映画『グエムル~漢江の怪物』に出演したコ・アソンが孤児院の子どもの1人として出演した。制作者にはイ・チャンドン監督も名を連ねている。
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