李長官は26日に訪中し、梁光烈国防相と会談する。北朝鮮核実験への対策と協調策を含め地域安保情勢について意見を交わす。また、韓中の「戦略的協力パートナー関係」に合わせ、軍事関係を一段階発展させるための国防交流協力拡大など安保関心事に対して議論する。
李長官は27日に一度帰国してから、アジア安全保障会議に出席するため29日にシンガポールへ出発する。現地に2日間滞在し、米国はじめオーストラリアやニュージーランド、インドネシアの国防相と会談する。
ゲーツ米国防長官とは30日に会談し、北朝鮮の核実験をはじめ朝鮮半島の軍事状況を評価し、今後の対策を熟議するようだ。また、在韓米軍基地の早期移転に努力することで意見をまとめるほか、韓国軍のアフガニスタン派兵問題などでも意見交換があると予想される。
日本の浜田靖一防衛相も交えた韓日米の3カ国会談では、海洋安保や国連平和維持活動などについても意見を交わす予定。
李長官の訪問日程は、北朝鮮の核実験により、1日ずつ短縮された。
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