国務副長官率いる米代表団が訪韓、北朝鮮動向を協議

【ソウル2日聯合ニュース】米国務省のスタインバーグ副長官率いる米代表団が2日に訪韓した。3日に外交通商部の柳明桓（ユ・ミョンファン）長官を表敬訪問して昼食をともにするほか、権鍾洛（クォン・ジョンラク）第1次官、金星煥（キム・ソンファン）大統領室外交安保首席秘書官とも会い、北朝鮮核実験をはじめとする最近の北朝鮮動向について対策と共助案を話し合う予定だ。滞在中には李明博（イ・ミョンバク）大統領、統一部の玄仁沢（ヒョン・インテク）長官、国防部の李相憙（イ・サンヒ）長官も表敬訪問すると伝えられた。
　米代表団はスタインバーグ副長官のほか、ボズワース北朝鮮問題担当特別代表、リービー財務次官（テロ・金融犯罪担当）、グレッグソン国防次官補（アジア太平洋地域担当）、ベーダー国家安全保障会議（NSC）アジア上級部長ら、北朝鮮問題をはじめ朝鮮半島政策と密接に関わる米政府関係者で構成されている。代表団は5日に中国へ向かう予定だ。
　一方、スタインバーグ副長官は金浦空港で記者らに対し、北朝鮮核実験に国際社会の強力かつ統一された対応を望むと述べた。進む道を変えるよう北朝鮮を説得するのに最も効果的な方法は、国連安全保障理事会と北東アジア地域で皆が力を合わせることだと訴えた。

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