李大統領は続けて、「亡くなった将兵らの遺骨や遺品の発掘に最後まで最善を尽くす」と述べ、国防部を中心にまだ見つかっていない13万人の遺骨を探していくと約束した。
また、朝鮮戦争の廃墟から成し遂げた「韓国の奇跡」を誇りながら、国際社会での役割を強調した。李大統領は、「マッカーサー司令官は仁川上陸作戦の後にソウルを訪れ、完全に破壊された都市を見ながら『回復には100年かかるだろう』と述べた。優れた将軍だったがその予測だけは当たらなかった」と紹介。その上で、「韓国がわずか半世紀半で世界的に強い国になったのは、国民が血と汗を流して努力した結果であり、貧しいときに手助けしてくれた友邦のおかげ」だと述べた。今は他国を援助できる国になったとしながら、国際ボランティア活動、政府開発援助(ODA)、ソマリア海賊退治活動などに言及した。
行事には国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官をはじめとする軍首脳部、在韓米軍、各政党の代表、国会国防委員会、政務委員会所属議員、軍元老、報勲・安保団体長ら700人余りが出席した。
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