李長官は会談後の記者会見で、「両国は北朝鮮の誤った行動には相応の対価があるべきだとの見方で共感した」とし、6カ国協議再開に向け韓国が提案した5カ国協議を両国国防当局が支援することで合意したと伝えた。特に、対北朝鮮制裁を盛り込んだ安保理決議1874は、制裁であると同時に事態解決の「出口」になるということを北朝鮮が認識すべきとの意見で一致したと強調した。
李長官はまた、昨年の首脳会談で韓国とロシアの関係が「戦略的パートナー関係」に格上げされただけに、それに見合うように軍事関係も拡大すべきとの意見でも共感したと説明した。
セルジュコフ国防相も、「会談では北朝鮮核問題について深い協議を行い、両国の見解が近いことがわかった」と述べた。ロシアは朝鮮半島非核化を支持するとしながら、北朝鮮に安保理決議の順守と6カ国協議への早期復帰を促した。
韓ロ国防相会談は4年3か月ぶり。双方は会談で、空軍間のホットライン設置、高官や学生将校の交流拡大、国防技術の協力強化に合意した。
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