会談のようす(国防部提供)=22日、ソウル(聯合ニュース)
会談のようす(国防部提供)=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル22日聯合ニュース】国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官とモンゴルのボルド国防相は22日にウランバートルで会談し、北朝鮮の核開発は核拡散防止条約(NPT)に対する重大な挑戦であり、決して容認できないとの意見で一致した。
 国防部が伝えたところによると、両国防相はその席で、北朝鮮核廃棄に向け国際社会の団結した行動が認められると指摘、北東アジアの平和と安定を目指し緊密に協力していくことにした。
 李長官は南北共栄に向けた韓国政府の対話・協力意思を説明した上で、北朝鮮が緊張を高める行為をやめ南北の対話に乗り出せるよう、モンゴルの建設的な役割を求めた。ボルド国防相はこれに対し、北朝鮮問題の解決と朝鮮半島・北東アジアの安定に向け積極的に努力すると答えた。
 両国防相はまた、両国の軍事関係が人事、教育、学術交流、定例国防協議体の運営などさまざまな分野に拡大しており、昨年から両国の国防政策実務会議が稼動していることを評価した。

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