2007年に「ことしの作家賞」を受賞した、イ・ホンの小説『ガールフレンズ』が映画化された。

ペ・スビン の最新ニュースまとめ

作品は、1人の男が二股どころか三股をかけるという現実と、1人の男を共有する3人の女が友情を育むというファンタジーを行き来しながら、関係と疎通に対する欲望を表現すると同時に笑いを生み出す。

ソンイ(カン・ヘジョン)は会社の同僚ジンホ(ペ・スビン)と交際を始めるが、ある日、彼がほかにも交際している女性がいることを知り、その相手ジン(ハン・チェヨン)と対面する。完ぺきな女性としか言いようがないジンは、ジンホの初恋の相手だという。

さらにジンホは大学生ボラ(ホ・イジェ)とも交際していることが分かる。裏切られたという思いと嫉妬にかられるソンイだが、彼女たちと会っているうちに、その魅力にはまってしまう。

優柔不断な男にすべてをかけるのではなく新しい関係を築いていく女たちの選択は、恋人がすべてと考えるあまりに恋愛に失敗、恋愛以外の人間関係をだめにしてしまう多くの女性たちには実現できなかった理想なのかもしれない。

演出は『チョン・スンピル失踪事件』のカン・ソクポム監督。17日から韓国にて封切予定。