活動を休止している人気グループ<東方神起>のユチョンが、ドラマ『成均館スキャンダル』に主演し、俳優デビューする。17日に行われた制作発表会では、やや緊張した面持ちで「演技する前に大きなプレッシャーを感じた」と打ち明けた。

ユチョン の最新ニュースまとめ

30日スタート予定の同ドラマで、ユチョンは朝鮮時代の名家の一人息子、イ・ソンジュンを演じる。まっすぐな性格の持ち主で、抜群のルックスに学識も備えた男性だ。

ユチョンは「わたしはオープンで自由な性格で、(ソンジュンのような)原則主義者ではないが、見えないプレッシャーを感じるところは似ている」と話す。自分も仕事で大きなプレッシャーを感じ、不本意ながらも自身を失っていく感じがあったため、ソンジュンが周りの環境にプレッシャーを感じている部分が最も共感できたと振り返った。

2004年の歌手デビュー以来、韓国トップクラスの男性ユニットのメンバーとして活動してきたこともあり、最初は演技が簡単ではなかった。練習と実際の撮影には差があることも初めて知った。

だが、プレッシャーは演じるうちになくなっていった、とユチョン。今は知らず知らずのうちに没頭できる作品に出演できて楽しく、感情表現はまだ難しいが面白いと話した。

一方、歌手としてステージを懐かしがるようすもみせた。先日、日本でのコンサートで久しぶりにステージに立ち、懐かしさを感じたとしながら、ファンには「これから待つことが多いかもしれないが、待つと思わず、今の状況を楽しんでほしい」と語った。

視聴率に気を遣うのも初めて。「15%以上なら良いのでは」と思っている。演技で賞を取りたいとは思っていないが、もらえないなら受賞候補にも挙げないでほしいと笑う。その一方で、「もし演技で賞をもらえば、(歌手の賞とは)違う気持ちだと思う」と話した。