駆け付けた報道陣に深くおじぎをしたシン・ジョンファンは「わたしは醜い奴だと思う。多くの方から応援していただいたが、失望というかたちで返すこととなり申し訳ない。これからを覚悟している」と伝え、空港警備員と警察に支えられながらロビーを後にした。
移動中も取材競争が過熱、シン・ジョンファンは容疑を認めるかという問いに「はい」と答えた。その後彼は、身柄を確保するため空港で待機していた警察とともに、到着4分あまりで空港から去り、ソウル警察庁に連行された。すぐに調査がはじまるものとみられる。
警察はシン・ジョンファンがフィリピンでどのくらいの期間賭博を続けていたのか、賭博資金の額数や調達方法などの調査を行い、違法であると確認されれば刑事処罰を受けることになる。さらに、ファンサイトで「旅行中にデング熱で入院していた」と嘘の声名を出した件など、これまでにメディアで取り立たされてきた疑惑についても調べる方針だ。