H.O.Tの出身であるチャン・ウヒョクのパワハラ疑惑についての議論は現在進行形だ。

チャン・ウヒョク(H.O.T.) の最新ニュースまとめ

警察は12日、チャン・ウヒョクから虚偽の事実を示して名誉を傷つけた(情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律違反)として告訴されたWHクリエイティブの元従業員A氏に対し、無罪と判断し、送検せずに決定した。ただし、事実を示して名誉を傷つけた罪状については認め、検察に送致した。

A氏はチャン・ウヒョクが代表を務めるWHクリエイティブの元従業員で、昨年6月にオンラインコミュニティにチャン・ウヒョクからの連続的な暴言や暴行などの'パワハラ'を受けたと主張した。

また、「練習生のように拳や頬で打たれる暴行はなかったが、2回にわたり暴行を受けた」「暴行とは別に暴言も何回も聞いた」「怖い気持ちだが、他の被害者が出ないことを願って投稿した」と書いた。

A氏はまた、チャン・ウヒョクの所属事務所の練習生が受けた暴行の状況を裏付けるカカオトークメッセージの一部も公開した。

該当するカカオトークには、A氏がチャン・ウヒョクに「(練習生の)頭を叩いたことは注意が必要だ」と言うと、チャン・ウヒョクは「そうだ、叩いてはいけないんだ」と答える過程などが含まれていた。

チャン・ウヒョクはその後、最初に暴露記事を投稿した練習生に直接会ってお互いに謝罪を交わし、問題を円満に解決した。

しかし、元従業員A氏に対しては強硬な態度を示した。結局、昨年7月にA氏とともに追加の記事を投稿した元従業員B氏を一緒に告訴した。

チャン・ウヒョクの所属事務所であるWHクリエイティブは、「当時一緒に働いていた多くの関係者と直接会って事実確認を行った結果、暴露記事の内容は事実ではないと確認した」とし、「名誉棄損で告訴状を提出し、正式に警察調査を依頼した」と述べた。

また、チャン・ウヒョクは同じ時期にファンクラブで「事実ではないから通り過ぎていくだろうと思いながら何気なく考えていたことが毒となってファンをさらに苦しめた」とし、「今のようにファンに誇りを持つアーティスト、堂々とした歌手になるためにすべての法的対応を行うことになった」と説明した。

しかし、A氏に対する今回の虚偽事実の広める行為について警察が'嫌疑なし'と決定したことで、チャン・ウヒョクの「事実ではない」という立場は説得力を失った。

法務法人リウのホ・ソンフン弁護士は、「韓国の法律では、事実を言うとしても特定の人の名誉を傷つける表現に該当する場合には罰せられる」とし、「虚偽の事実だけでなく、事実を述べた場合でも公共の利益のための目的が認められる必要がある」と述べた。