ソ・イェジは1月17日、ソウル・中区のカフェにおいて、映画「違う道がある」に関してのインタビューを受けました。劇中彼女は、実の父親から性的虐待を受け、苦しんでいる女性ジョンウォンという役どころを演じました。
撮影中のエピソードとして、チョ・チャンホ監督より「練炭ガスを吸って演技をすることは可能か?」と提案されたソ・イェジ。彼女は戸惑いながらも「ジョンウォンが実際にガスを吸った時のイメージと感情が出てくれれば」という監督の注文を受け入れたというのです。彼女も当時は「ジョンウォンの苦痛を感じるためにやります」と同意をしたといいますが、撮影中は「練炭ガスを吸った途端、車のなかに入って演技しましたが、地獄を感じました。実際に楽に死に近付く気分でした」と語りました。このエピソードが波乱を生んだのです。
インタビュー内容を聞いたネットユーザーたちは映画の制作陣を“非人間的だ”と批難しました。ソ・イェジが女優であることを超えて、一人の人間に対する配慮にかけた演出であったのではないかと指摘しています。
特に女優のキム・ヨジンはソ・イェジのインタビュー記事をリツイートし「俳優も人間よ。それは要求した人間の間違いだ。断ることを恐れないで」といった内容の投稿をし、映画制作陣に怒りを見せました。