ドンウン(HIGHLIGHT) の最新ニュースまとめ
「BEAST」は、男性6人グループとして2009年韓国デビューし、6年間第一線で活躍、7月27日韓国でリリースした8thミニアルバム「Ordinary」は、地上波の音楽番組で1位を獲得しており、絶大なる人気を博している。
ドンウンは、東雲 DONG WOON from BEASTとして、7月1日、彼自身がかねてから大ファンだったという絢香の「ツヨク想う」のカバーをはじめ、絢香による書き下ろし新曲「キミは知らない」、「BEAST」メンバージュンヒョンが書き下ろした曲、さらに自ら日本語の作詞をした楽曲を含む6曲を収録した日本オリジナルミニアルバム「KIMISHIKA」をリリースし、日本ソロデビューした。発売前から積極的にインストアイベントを行い、初日のオリコンデイリーアルバムランキングでは3位を記録した。
本イベントは、ドンウンの日本ソロデビューミニアルバム「KIMISHIKA」のリリースと動画配信サービスHuluで人気の「BEAST CHANNEL」のコラボ企画。日本テレビが開催するHulu「BEAST CHANNEL」番組公開収録イベントとして、日本テレビの青木源太アナウンサーを進行役に迎え、歌だけではなく、トークやゲームなど盛りだくさんの内容でファンを楽しませた。
司会の青木アナウンサーの「ドンウンさんどうぞ」の呼びかけに照明が消えると、客席後方にスポットライトが当たり、黒のスーツに身を包んだドンウンが、「キミしか」を歌いながら登場。客席通路を歌いながらステージまで歩くサプライズに、会場からは、大きな歓声が上がった。歌い終わり「はじめてのライブです。少し緊張していますが、幸せな思い出を作りましょう」とあいさつすると、会場は大きな拍手で応えた。
次のコーナー「スペシャルシート生抽選会」では、たくさんの方に当たって欲しいというドンウンの配慮でステージ上に60の椅子が用意され、10人単位で抽選が行われた。当選者の数人にドンウン自らインタビューしたあと、アルバム収録曲の「アマスギルYOU」をステージ上のファンと目を合わせながら歌い、途中手をつないだり、ほっぺを触ったりするドンウンに、会場には、悲鳴に似た黄色い声が響いた。
当選者が退場すると、「椅子まだ残っていますよ」と青木アナウンサーの意味深な発言から、もう一度抽選会が始まり、追加の60人がステージに上がった。会場が暗くなり、平井堅の「瞳をとじて」の前奏が流れると、「きゃー!! 」と歓喜の声が上がり、ドンウンの歌が始まると、その歌声にうっとり聴き入るファンたち。
ドンウンの携帯に入っている写真を公開する「ドンちゃんズカメラ」のコーナーでは、「アマスギルYOU」と「キミしか」を作詞したコタキナバル(ボルネオ島)の海をみつめるドンウンの後ろ姿の写真がスクリーンに映ると「誤解しないでくださいね。おじいさんに撮ってもらいましたから(笑)」と笑いを誘った。さらに「コタキナバルは、夕日が綺麗な場所と聞き、綺麗な景色を見ながら、歌詞を書きたいと思い、ポケットマネーで行ってきました」と、ソロアルバムへの並々ならぬ思い入れを語った。
MISAの「Everything」は、ドンウンの弾くピアノと甘く優しい高声に、ペンライトを振る手も止まり、静まり返る会場。「ファンの皆さんが、ピアノを弾くのを見たいと言ったので、準備してきました」とファンへ思いをピアノ演奏に託した。前半は、ピアノの弾き語りで、しっとり聴かせた「in the cloud」だったが、後半は立ち上がって盛り上げ、それに手拍子と「beautiful!」などの掛け声で応えるファンたち。
一旦ドンウンが退場するとスクリーンにドンウンの映像が流れた。「ドンウンにとってソロとは?」の問いに「夢だと言いたいです 。練習生の頃からの夢」と答え、「今までは、日本のファンの皆さんにちゃんと伝えられなかったと思います。今回は、心を伝えたいと思って日本語を勉強しました」と「蕾」の歌詞で、日本語の勉強をするドンウンの様子やレコーディング風景が映った。
Tシャツにトレンチコートというラフな装いでドンウンが再登場し「ドンウンの公開日本語レッスン!! 」が始まった。綾香の「にじいろ」日本語歌詞のリスニングテストなのだが、自信がなかったのか、メモした回答を隠すドンウンの姿に会場からは「かわいい~」の声があちこちから聞こえた。一問目の正解「高鳴る」のフリップには「たかくなる(てへっ…)」と照れ隠しの文字も書き、二問目の「希望の種」の正解に「きぼのため!! 」と惜しい回答。最後の問題では「ゆめのつぼみ(かくしんある!)」と書き、正解だったことに会場からは大きな拍手が送られた。
「今朝ドンウンさんのアルバムを聴いていて『ツヨク想う』と『キミは知らない』を聴き直し、とても感動しました。曲に真摯に向かい、こんなに素敵に歌っていただけて、書き甲斐がありました。ドンウンさんどうもありがとう!」と綾香からのメッセージに、感動しきりのドンウン。「こちらこそ!綾香さんの曲があるからこそ、もっと良いアルバムになったと思います」と感謝の気持ちを伝え、絢香書き下ろしの「キミは知らない」を、高らかに歌った。
ライブも終盤にさしかかった頃、「BEAST」メンバーからのサプライズの応援メッセージに「いつ撮ってたの?」とびっくりしたドンウンだったが、「サプライズって台本で見た時に綾香さんが来てくださると思っていた」とファンを笑わせると、さらなるサプライズが!
ドンウン本人に父親からの手紙が渡され、日本語訳を青木アナウンサーが代読。「泣き虫父から、泣き虫息子に送る言葉」で始まった手紙は、練習生の頃からの思い出や、今回の「BEAST」のカムバック準備とソロデビュー活動が重なり、殺人的スケジュールの中でもボイストレーニングと日本語の勉強をしていたことなどが、優しい文面でつづられ、「ファンの皆さん、ソロ歌手としてはじめて立つステージなので足りないことも多いでしょう。息子は一位じゃないけど、努力する歌手、情熱は人並み以上の歌手です。皆さんの夢も応援します。ありがとうございます」と締めくくられた。
初めは涙をがまんしていたドンウンだったが、長く熱い内容の手紙に、涙があふれ、会場にはもらい泣きするファンも続出した。「僕は、男ですから、気持ちを伝えたことがなかったです。でも今日は、ほんとにありがたいです。そして愛しています。ありがとうございます」と父親の愛に応えた。
まだ感動の余韻が残る中、深呼吸して気持ちと息を整えてから、「ツヨク想う」を歌い始めると曲の途中で、感極まり泣いてしまい歌えなくなった場面もあったが、最後まで歌いきったドンウンの姿に、会場は感動の嵐となった。
「心から感謝しています。今日は忘れられない思い出になりました。はじめてのライブで、見せたいことがもっとあったけど、それは、次のコンサートでやりましょう。幸せでした。みなさんと笑える、泣ける音楽を歌いたいと思います。たくさん応援してください」とファンに伝え、最後にマイクを通さず、「ありがとうございました!」と叫び、ライブは終焉をむかえた。尚、このイベントの模様は、8月31日より動画配信サービスHuluの「BEAST CHANNEL」で順次配信される予定。
東雲 DONG WOON from BEAST - 「ツヨク想う」(TSUYOKUOMOU)
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