リオ五輪男子サッカー韓国代表シン・テヨン監督(45)の悩みは深くなる一方だ。
リオ五輪男子サッカー韓国代表シン・テヨン監督(45)の悩みは深くなる一方だ。
リオ五輪男子サッカー韓国代表シン・テヨン監督(45)の悩みは深くなる一方だ。2016リオデジャネイロオリンピック初戦まで2か月を切った時点で、ワイルドカードや選手招集時期など、決定事項が何もない。2大会連続のメダル獲得に挑む韓国の準備過程は容易くない。

シン・テヨン の最新ニュースまとめ

 韓国は来る8月5日、ブラジルのアレーナ・フォンチ・ノヴァでフィジーとの初戦を迎える。

 昨年3月から指揮棒を取り、計75人の選手をテストしてきたシン監督は、もう玉石選びに入らなければならない。五輪最終エントリーは18人だが、そのうちワイルドカード3枚を除けば15人しか選択できない。補欠の4人を加えても、19人だ。今年1月にカタールで開かれたAFC U-23選手権で、五輪進出の喜びを分かち合った23人の中にも、五輪のステージに進めない選手がいるわけだ。

 15人の選手選抜と共に、シン監督を悩ますのはワイルドカードだ。シン監督は6日に「ワイルドカード3枚すべてを使う」と明かしたが、未だ決定していない。

 シン監督が今年3月からワイルドカードとして有力視していたソン・フンミン(23、トッテナム・ホットスパーFC)とマルチDFチャン・ヒョンス(24、広州富力足球倶楽部)は、現所属クラブから出場許可を得た。しかし、確定したわけではない。2チームは最大限、召集日程を先送りとし、大会直前に(韓国代表へ)送るという立場だ。これに関してシン監督は「召集が遅れれば、ソン・フンミンであっても悩む」と打ち明けている。

 ここに、守備の安定化を図るため、ホン・ジョンホ(26、アウクスブルク)を押していたが、所属クラブの反対により実現しなかった。別のワイルドカード候補を探さなければならない。

 シン監督はワイルドカードだけでなく召集問題にも頭を抱えている。KリーグやJリーグでプレーする選手たちの所属クラブとも、時期を調整しなければならないからだ。五輪を控えてもKリーグは正常に運営されるため、各クラブチームは選手たちの早期招集に難色を示す。

 シン監督は去る6日、国内での最終強化試合となるデンマーク戦を終え、「韓国プロサッカー連盟に7月4日の選手招集を要請した。しかし、そうなっても週末には選手たちを所属クラブに送らなければならず、練習時間が多くない。連盟と大韓サッカー協会がきちんと調整し、良い結果が出ることを願う」と吐露した。

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