本作は、不良少年カングと余命宣告された少年ヘギが出会い、ヘギの死ぬまでにやりたい 100 個のバケットリストを2人で埋めていく感動のストーリーで、日本では昨年2月、10月、今年1月に上演され、大好評を博してきた。
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4回目となる今回のキャストはカング役に、これまでこの作品の日本語での上演3回すべてに出演しているキム・ヨンソク(CROSS GENE)と、昨年同じカング役を好演し、2度目の出演となるカラム、初めて日本で上演された韓国語版「マイ・バケットリスト」でカング役を演じたドンヒョン(BOYFRIEND)が出演。ヘギ役には、初出演となるキム・キュジョン(SS501)と、メンバー内で双子の兄として人気を集めているヨンミン(BOYFRIEND)が挑戦する。
初日前日となる4月25日(木)には公開ゲネプロ・制作発表が行われ、公開ゲネプロにはドンヒョン、ヨンミンが登場。さすが、同じグループのメンバーとあって、息ぴったりの演技を披露し、ドンヒョンはカングの荒々しさを感性豊かに、抜群の歌唱力と共に表現し、ヨンミンはヘギの純粋さをまっすぐなまなざしの演技で魅せた。
ゲネプロ終演後には、スペシャルサポーターとしてファンも参加する中、制作発表会が開催。先ほど、素晴らしい演技で感動を届けたドンヒョン、ヨンミン、そしてキム・ヨンソクに加え、“マイバケ”経験者のインジュンがスペシャルMCを務め、和気あいあいとした雰囲気で、お互いの印象や稽古エピソード、意気込みなどを語った。
自身も、カラムと共に5月6日(月・祝)に、カラム×インジュンPresents「ミュージカル『マイ・バケットリスト』special edition&ふたりのトークショー」にヘギ役として出演するインジュンは「ヘギの衣装を着て、出てきたんですけど、MCとしてはスーツの方が良かったんじゃないかなと思います(笑)」と冒頭から笑いを交えて会場の心をつかみ、軽快に進行。
キャストのヨンソク、ドンヒョン、ヨンミンはそれぞれ自己紹介した後、「素晴らしい作品で、素晴らしい出演者と共演できて、今回も本当に頑張っていきたいです。出演できてうれしいです」(ヨンソク)、「2年前、韓国語でこの作品をやったことがあるので、今回も出演できて本当にうれしいです」(ドンヒョン)、「初めてなので、心配しました。でも、出演できてうれしいです」(ヨンミン)と3人とも口を揃えて出演できてうれしいと話した。
お互いの印象については、ヨンソクはドンヒョンが出演した2015年上演のミュージカル「僕らのイケメン青果店~チョンガンネ」に、同じ「CROSS GENE」のメンバー、セヨンが出演していたので、見に行ったときにあいさつしたのが初対面だったとか。そして、ヨンソクも2016年に上演された同作に出演し、くしくも同じユンミン役を演じたので、運命を感じたという。
さらに、ヨンソクとドンヒョンはヘアサロンも同じということで、ドンヒョンは「久しぶりに(ヨンソクと)会って、うれしかったです(笑)」と再会を喜び、ヨンミンはカラムについて、「初めて会ったとき本当にカッコいい。イケメンだなと思いました。童顔ですよね」と第一印象を語った。
これまで全シーズンに出演しているヨンソク。今回の稽古では、先生のような立ち位置で、出演者に振付なども教えたそうで、「先生がバッチリです!(ヨンミン)」と共演者からも絶賛された。そんなヨンソクは今回特に頑張ったこととして、「日本語」を挙げ、「イントネーション、発音とかまだ足りないと思うんですけど、今回はまた台本を見ながら、日本語での言い方に注目して、稽古しました。そして、新しい出演者がいるじゃないですか。ヘギ役のヨンミンさんとキュジョン先輩がいるんですけど、新しい『マイ・バケットリスト』を作りたいので、経験者としてアドバイスとか、いろんないいところを教えながら、準備をしました」と明かした。
韓国語版に続き、日本語版には初出演するドンヒョンは「前に演じたカングとは違います。本当に上手くなりました」と自信を示し、期待をもたせた。今回、カング役だが、もともとはヘギ役でオファーを受けたというドンヒョン。「舞台で、ヨンミンと一緒に演技をしたかったので、“カング役でもいいですか?”と聞いて、カング役になりました」とヨンミンとの共演が実現したことをうれしそうに話し、ヨンミンも「ドンヒョンさんに習うことも多いし、楽しいです」と答えた。
稽古では、今回ヨンミンが一番早く台本を覚えたそうで、「難しかったけど、皆さんが助けてくれて、本当にラクにできました」とヨンミン。今回は、初共演のメンバーもいるということで、稽古では仲良くなるために、ジャンケンをして、負けた人がコーヒーをおごるというゲームもしていたそうで、3回ほどやって、3回ともドンヒョンがおごったというエピソードも。
すると、1回しか稽古に行っていないインジュンは、「僕が行ったときは、そのゲームはやっていなかったです」とし、「僕にもコーヒーおごってください」と言うと、「じゃあ、きょうやりましょう!」とノリノリのメンバーたち。「いま、ここでやりましょう!」と即席でジャンケン大会が始まり、最初に勝ったのはヨンソクとヨンミン。残ったドンヒョンとインジュンで最後のジャンケンをした結果、ドンヒョンの勝利。「初めて勝ったぁ!」と喜ぶドンヒョンに対し、負けたインジュンは「MCの権力で、このゲームはなかったことに(笑)」と後悔(!? )するも、「終わった後、コーヒーおごります」と約束し、ひとしきり盛り上がった。
そんなチームワークが深まってきたメンバーたちは、それぞれの魅力も紹介。ヨンソクはドンヒョンについて、「カングとして先輩じゃないですか。こんな先輩になりたいと思いました」とし、「歌っているとき本当にビックリしました。歌が上手いのは昔から分かっていたんですけど、歌いながらも演技をするんだと思いました。ミュージカルだから、歌もお芝居じゃないですか。歌も自分の空気を作って、そのリズムの中で演じるんです。ビックリしました」と話すと、「気分がいいですね~」と笑顔を見せるドンヒョン。
気分を良くしたドンヒョンはヨンミンについて、「目が大きいヘギです。一緒に演技するとき、目が大きいので、全ての感情が目に出ていて、すぐに伝わってきます。本当に目が大きいのがうらやましいです。そして、純粋なヘギの感じが出ています」とヨンミンの魅力を語った。
ヨンミンはヨンソクについて、「カングが本当にいたら、こんなイメージじゃないかなと思います」とまさにカング役にぴったりだと話し、お互いを褒め合った3人。
最後にインジュンも含めた4人で、テーマソング「マイ・バケットリスト」を歌唱し、制作発表会を締めくくった。2人芝居となるだけに、互いの信頼、そして呼吸が大事だが、すでにチームワークはバッチリ。今回のキャストも見事な化学反応を見せ、感動を届けてくれるに違いない。
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