国民の力中央倫理委員会、李俊錫代表に対する懲戒手続きを開始＝韓国

国民の力中央倫理委員会が22日、第2回倫理委員会会議を開催し、イ・ジュンソク（李俊錫）代表に対する懲戒手続きを開始すると明らかにした。

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中央倫理委員会はこの日「国民の力が国民の選択を受けた政権政党として国民の期待に応えるためには、より高い倫理意識で再武装しなければならない」と強調し「道徳的責務を率先垂範する上で、現行の法律を順守することは当然のことであり、さらに重要なのは国民の目線や常識に合致することだ」と説明した。

李俊錫代表に対する懲戒手続が開始された事由は”証拠隠滅教唆疑惑に関連する品位維持義務違反”である。現職の党代表に対する懲戒案件が倫理委員会に正式に回付されたのは今回が初となる。

ユーチューブチャンネルの‘縦横研究所’と市民団体‘司法試験準備生の会’は、李代表の性上納疑惑を提起し、物議を醸した。縦横研究所は昨年末、李代表が2013年に、アイカイストのキム・ソンジン代表から性的接待を受けたと主張し、ソウル中央地検に李代表を告発した。

一方、中央倫理委員会はこの他、ユン・サンヒョン（尹相現）、ク・ジャグン（具滋根）、キム・ビョンウク（金炳旭）議員らに対して防疫守則違反で懲戒手続きを開始することにした。尹議員らはコロナ防疫守則を破り、団体で会食をしたという。

‘カンウォン（江原）ランド採用不正’事件で最高裁の実刑が確定したヨム・ドンヨル（廉東烈）元議員と‘KT採用請託’の嫌疑により最高裁で有罪を受けたキム・ソンテ（金聖泰）元議員の懲戒手続きも開始する。