【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル大の教員懲戒委員会は13日、文在寅(ムン・ジェイン)前政権で元法務部長官などを務めた曺国(チョ・グク)氏の教授職罷免を決めたと発表した。 曺氏は2019年12月31日に収賄などの罪で在宅起訴され、翌年1月にソウル大法学専門大学院教授の職務を停止された。 同大の教員懲戒規定によると、教員が法令に違反したり、教員として品位を損なう振る舞いを行ったりした場合、総長は学内教員懲戒委員会に懲戒を求めることができる。 呉世正(
オ・セジョン)前総長は、検察の公訴事実のみでは立証に限界があるとして懲戒手続きを先送りしてきたが、昨年7月に懲戒議決を要請した。 ソウル大の教員懲戒規定によると、懲戒委員会は懲戒議決書を作成して総長に通告しなければならない。総長は通告から15日以内に懲戒処分を行うことになっている。 曺氏は今年2月、娘と息子の不正入学と娘の奨学金を不正に受給した罪、高官らの不正を調べる青瓦台(大統領府)民情首席秘書官を務めていた際、柳在洙(ユ・ジェス)前釜山市副市長に対する監察を打ち切った職権乱用の罪などについて有罪と認められ、地裁で懲役2年の実刑判決が言い渡された。
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