Vサインをする「BTS(防弾少年団)」V。
Vサインをする「BTS(防弾少年団)」V。
「キムインターンがソロ歌手として帰ってきます」というテロップ紹介と共に、「Layover」でソロデビューした「BTS(防弾少年団)」V(キム・テヒョン)が、9月6日(水)放送のtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」(以下、「ユ・クイズ」)第210話に出演した。

V(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

同番組へのVの出演は、「BTS」が完全体で出演した2021年3月放送分以来。Vによると、今回の出演についてはメンバーたちに知らせていないそうで、再び出演を決めたのは、ARMY(「BTS」のファンの呼称)の反応が良さそうだと思ったのと、お父さんが喜ぶからだとか。

Vとユ・ジェソクの対面ということでは、ユ・ジェソクが2~3日前に別の撮影(おそらくSBS『ランニングマン』のこと)で会ったと明かしており、放送日基準では「ユ・クイズ」が先だったが、収録日は後だったので久しぶりな感じはなく、Vも前回に比べると余裕があったようだ。

前回は収録前日、「浮かれて20分しか寝られなかった」と話していたが、今回は5時間寝て、朝はおにぎりとカップ麺パスタ、半熟卵を食べてきたという。この組み合わせは最近よく食べるメニューだそうで、特におにぎりはサイズが大きいツナマヨがお気に入りらしい。

そんな近況トークでスタートしたが、トークもさることながら、この番組はさまざまなアングルからゲストの表情をとらえるのが上手い番組。それだけに、Vのビジュアル的な魅力もたっぷり楽しめた。それでなくとも、Vは緑あふれるロケ地に合うよう衣装を選んだそうで、ユ・ジェソクの言葉を借りれば、まさに“星の王子様”のような王子様スタイルでカッコよさが光っていたうえ、Vのさまざまな表情がオープニングから続々と映し出され、目をくぎ付けにした。

トークではさまざまなテーマで話が進んだ。「BTS」の歩みの話では、2013年に「BTS」がデビューした当初、YouTubeでまだ誰もやっていなかったビハインド動画など本当にたくさんのコンテンツを作ったこと、アメリカ進出に関しては、初めてK-POPコンサートでオープニングを飾ったときの反響がきっかけとなったことも。

メンバーたちについては、実は練習生になることが夢だったので、それが叶ってデビューメンバーに選ばれたときから、メンバーたちのように自分ももっと上手くなって、迷惑をかけないよう頑張ろうと思い、メンバーたちの姿がモチベーションになったと語る場面も。そんなメンバーたちからは学ぶことが多く、またメンバーたちのおかげで性格も変わったとか。昔は誰かに石を投げられると、一人で苦しんでいるのがバレバレだったが、“そんな小さな石一つで折れていてはダメだ、自分は7人のうちの一人なのだから、その一人が弱かったらダメだ、しっかりしなきゃ”と思うようになったと明かした。

家族の話題では、今回もお父さんの話が出て、口癖のように小学校の頃から「(最後に)残るのは家族だけだ」と言われていたことや、そんなお父さんへの親孝行エピソードも。また、15、16年ぐらいおばあちゃんに育ててもらったというVは、おばあちゃんがお客さん用に買っておいたバッカス(栄養ドリンク)をこっそり飲み、よく怒られていたことを懐かしむように話し、おばあちゃんのお墓参りにはバッカスを持っていくという話から、両親の誕生日祝いの相談ぐらいでしか連絡をとらないという弟と妹の話まで披露した。そういえば、tvN「ソジンの家」で、Vが売り物のジュースを喉が渇いたからと了解を得ずに飲んだ一件があったが、それはこのおばあちゃんの家のバッカスから始まっていたのかもしれない⁉

そして、肝心なソロデビューにまつわる話としては、Vの1stソロアルバム「Layover」は「NewJeans」の生みの親と言われるHYBE傘下のレーベルADORのCEOミン・ヒジンがプロデュースを手掛けていることも話題だが、Vが好きだったf(x)のアルバム「Pink Tape」を手掛けたのがミン・ヒジンであったことから、一度ご一緒したいと思っていたのが実現したことや、メンバーの反応としては、みんな忙しくてあまり会えていないが、J-HOPEとJUNG KOOKに聴かせたこと、なんならJUNG KOOKの自宅でレコーディングをし、JUNG KOOKがディレクションをしてくれたことも明かした。

他にも「ソジンの家」、仲良しの「ウガファミリー」についても楽しそうにエピソードを語ったV。最後に目標を聞かれ、「一日一日を幸せに過ごすこと」と答え、自分が歩んでいく道の先に自分を愛してくれる、そして自分が愛する人たちがいたらうれしいと打ち明け、番組を通して、ARMY、メンバー、家族、友達への愛あふれるエピソードがふんだんに散りばめられていたのが印象的だった。
Copyrights(C)wowkorea.jp 110