映画「少年たち」
映画「少年たち」
1999年、チョルラプクト(全羅北道)ワンジュ(完州)郡サムネ(三礼)で実際に起こった三礼ナラスーパー事件をモチーフにした実話事件映画「少年たち」(監督:チョン・ジヨン)が、予告編第1弾を公開した。

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映画「折れた矢」「権力に告ぐ」のチョン・ジヨン監督の新作「少年たち」は、地方の田舎町のあるスーパーで発生した強盗殺人事件の犯人と指摘された少年たちと、事件の再調査に乗り出した刑事、そして彼らを取り巻く人々の話を描く映画だ。

今回公開された予告編は、ウリスーパー強盗致死事件の犯人として緊急逮捕された3人の少年たちを報道するニュースから始まり注目を集める。固く閉ざされたシャッターのすき間からスーパーの中をのぞく完州署捜査班長ファン・ジュンチョル(ソル・ギョング扮)の姿に「犯人の情報提供をしたいのですが…昨年のウリスーパー殺人事件の真犯人」という声が加わり、事件の真犯人が別にいることを暗示する。

雨が降りしきる夜、事件の唯一の目撃者であるユン・ミスク(チン・ギョン扮)の口を塞ぐ犯人のシルエットと、「あの日、そこに真実はなかった」というコピーと共に本格的に再捜査に突入したファン班長の姿は、彼がどんな真実に直面するのかを気がかりにさせる。

一寸の疑いもなく少年たちを犯人だと決めつけた全羅北道庁の捜査係長チェ・ウソン(ユ・ジュンサン扮)は、「この事件に関わった警察官全員を敵に回すのか」とファン班長に圧力をかけ、2人の激しい対立を予告して緊張感を高める。

今年デビュー40周年を迎えた韓国映画界の名匠チョン・ジヨン監督の新作「少年たち」は、1999年の三礼ナラスーパー事件をモチーフに描いた実話事件映画で、2007年に実際に起こった「クロスボウ事件」を基にした法廷実話映画「折れた矢」(2012)や、2003年に韓国外為銀行を安値で買収した「ローンスター事件」をモチーフにした金融犯罪実話映画「権力に告ぐ」(2019)に続く、いわゆる実話映画3部作の最後のランナーとして注目される。

大韓民国を代表する演技派俳優ソル・ギョングをはじめ、ユ・ジュンサン、チン・ギョン、ホ・ソンテ、ヨン・ヘランなど信じて見る俳優たちが総動員して、魂こもった演技で映画への没入感を加える予定だ。

予告編第1弾を公開して期待感を高める映画「少年たち」は11月1日に韓国で公開予定。

映画「少年たち」予告編第1弾
映画「少年たち」予告編第1弾




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