チョ・ユリ「Opening」
韓国ガールズグループ「IZ*ONE」出身の韓国歌手「チョ・ユリ」が2022年にリリースした、アルバム『Op.22 Y-Waltz : in Major』の収録曲。彼女の自作曲であるこの曲は、まるで映画音楽を聴いているかのような美しさと華やかさが印象的な曲。好きな人への感情を「演劇の幕が開く」ことに例えてつづられた歌詞、時にオルゴールのように、時にミュージカルを見ているように、自分の感情と鏡になって曲の受け取り方がそのときによって変わるのが面白い。
LOVELYZ「Baby Doll」
韓国ガールズグループ「LOVELYZ」が2016年にリリースした、アルバム『A New Trilogy』の収録曲。2014年にデビューし、2021年に解散した彼女たちだが愛らしい楽曲の数々は今でも語り継がれている。そんなこの楽曲は、アルバムのティザー予告でも使われた、いうなればタイトル曲とは別の「アルバムの顔」的存在。「あなたの人形となって部屋の片隅で静かに待ってる」「あなたに向かって笑っているのに…」という歌詞は、アイドルと一般人の禁断の愛を描いたかのようなもの悲しさが漂う。