「兄弟ラーメン」の看板スターはイ・スンギだと主張するカン・ホドン。(画像:画面キャプチャ)
「兄弟ラーメン」の看板スターはイ・スンギだと主張するカン・ホドン。(画像:画面キャプチャ)
カン・ホドンとイ・スンギがタッグを組む新バラエティーが同じ週に2本もスタートした。日本でラーメン店を運営する「兄弟ラーメン」(TV CHOSUN・Discoveryチャンネルコリア)とトークショー「強心臓リーグ」(SBS)だ。

イ・スンギ の最新ニュースまとめ

かつて「1泊2日」(KBS第2)シリーズで最年長と末っ子として出会ってから、抜群のコンビネーションを見せてきた2人が、久しぶりにレギュラー番組で再会を果たした。その喜びは5月22日(月)に放送された「兄弟ラーメン」の初回で見られた。

2人一緒にレギュラー番組に出演するのは「新西遊記」(tvN)以来、8年ぶりとか。再会するや、お互い駆け寄って感激のハグ。そして、カン・ホドンは15年前に「1泊2日」でイ・スンギに言った「俺がいなくても生きていけるのか?」を久しぶりに投げかけると、当時はなかなか答えられなかったイ・スンギだったが、「とても元気に生きてましたよ。結婚もするんですよ」と返し、近況を伝えながら、爆笑の再会となった。

イ・スンギの「結婚もする」発言のときには、テロップで「すでに新郎」と出ていたが、この番組のロケはイ・スンギが挙式を挙げる前に行われた。「兄弟ラーメン」は番組名からも分かるように、兄弟のようなカン・ホドン、イ・スンギに末っ子として俳優ペ・インヒョクが加わり、日本で韓国ラーメンを広げようとラーメン店を開く番組。場所は神奈川県・江の島で、1週間限定オープン。日本ロケは3月下旬に8泊9日の日程で行われたようだ。

カン・ホドンとラーメンといえば、ナ・ヨンソクPDが手掛けた「カン食堂」、「ラーメンすす男 カン・ホドン」(共にtvN)などが浮かぶが、今回は放送局が違う。演出を手掛けるのは、「ホドン’sキャンプゾーンを選んでみて」「知恵を奪うトッケビ」(Discoveryチャンネルコリア)に続き、カン・ホドンとは3作目となるオム・ジンソクPDだ。

そのため、ナ・ヨンソクPDの「カン食堂」や「ユン食堂」、最近終わった「ソジンの家」などとは異なる演出が施されている。「兄弟ラーメン」は販売するメニューがラーメン3種類のみ。そして、その日来店したお客さんに「おいしい」か「残念」か味の評価をしてもらう投票箱を設置し、1人でも「残念」と評価をした人がいたら、そのメニューはなくなり、新メニューに切り替えないといけないのだ。つまり、7日間営業があるので、毎日すべてのメニューに、1人でも「残念」評価があった場合、最大21種類のラーメンレシピが必要になるということだ。

3人の役割分担としては、カン・ホドンとイ・スンギがキッチンでラーメン作り、ペ・インヒョクがホールでサービング。ただ、ペ・インヒョクは接客ポジションにいながら、日本語を勉強中とはいえ、初回を見る限りではあいさつ程度で、会話は難しいようだった。そのため、日本語が堪能なイ・スンギがキッチンから身を乗り出し、お客さんと会話をしたり、カン・ホドンとペ・インヒョクに通訳をしたり、八面六臂(ろっぴ)の大活躍。どうやらイ・スンギを中心に店が回っていきそうだ。

全7話で編成されるが、今後、どんな韓国ラーメンが登場するのか、また3人の掛け合いはもちろん、3人が日本のお客さんとどのような触れ合いをするのかも見どころになるだろう。

一方、「兄弟ラーメン」が放送された翌日23日(火)にスタートしたのが「強心臓リーグ」。2009年から2013年まで放送された「強心臓」が装いも新たに復活し、初代MCだったカン・ホドンとイ・スンギが約12年ぶりに顔を合わせた。

「強心臓」といえば、「知ってるお兄さん」(JTBC)でゲストに来た芸能人が、“カン・ホドン被害者”とし、被害を受けた番組としてよくネタにされる番組だ。今回新たに始まった「強心臓リーグ」は、カン・ホドンチームとイ・スンギチームに分かれてのトーク対決。それぞれのチームに、キム・ドンヒョン、「MIRAE(未来少年)」ソン・ドンピョ、ヨンタクら3人ずつ計6人がトークコーチとして出演し、ゲストのトークを盛り上げる役割を担っており、終始にぎやかな雰囲気だ。

初回はトークゲストとして、ドラマ「復讐代行人~模範タクシー~」の女優シム・ソヨン、ドラマ「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」の俳優ホ・ドンウォンら話題のドラマに出演した俳優など総勢12人が集まり、とっておきのエピソードトークを披露した。さすがに12人全員のトークを1話で収めることはできず、2話にわたって回していくとみられる。

こちらは全12話で編成され、カン・ホドンとイ・スンギはホストとなるため、ゲストを立てるポジションではあるが、対決構図となっているため、すでにゲストへの“ムチャぶり”を発動するなど笑いどころも満載。年月を経て、2人がトークでどのような絡みを見せるのかも楽しみだ。

初回視聴率は「兄弟ラーメン」が2.1%、「強心臓リーグ」が2.9%(ニールセンコリア調べ、全国基準)とどちらも2%台の出発となったが、タイプの違う番組なだけに、2日連続カン・ホドン×イ・スンギでも楽しく見られそうだが、どのような結果になるだろうか。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6